H邸茶室

ここは、桜並木とサザエさんの街。露地をすすむとひっそりと佇むお茶室。
施主は、李朝の物を好まれ、灯籠と蹲踞を自らお求めになった程。
その趣味に合うように設計を進め、また、色々な調和を計りながら計画を進めた。

住宅部との共通エッセンスである陶板を、お茶室廻りの洗い出し見切りにも用い、統一感を出した。
陶板は、窯元が陶器を焼成する際に用いていた敷台を譲り受けたもの。

駐車場には、シンボルツリーとなるように、枝垂れ桜を植えた。
また、その足元には、円状にタマリュウを植え、柔らかさを出している。
近所の桜並木に恥じぬ桜に成長するように願い、今後が楽しみである。


H邸茶室

H邸茶室

H邸茶室

H邸茶室

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