真宗大谷派忠綱寺

忠綱寺は、渡邉の綱(一条戻り橋の鬼退治)、槍の半蔵(徳川家康の家臣で、鬼の半蔵と並び称された)として有名な渡邉家、由縁のお寺である。
建立以来、何度か改修を重ねてはいるが、今回の改修工事は、東日本大震災に端を発したもので、建物を一度持ち上げ、基礎工事を行い、もう一度降ろすと言った大掛かりな工事となった。屋根の重量を軽減する為に、瓦屋根から銅版屋根に変更、耐震壁を設置するなどの耐震工事も行った。また、門からのアプローチ、建物内外装、仏具のあらいと言った点にも手を加え、デザイン性も一新した。
2012年12月、新たに完成した忠綱寺にて、落慶法要が厳かに行われた。