愛宕神社「神門」修復工事

「東京都で一番低い山」「23区内で一番高い山」・・・・・
慶応8年(1603)江戸幕府開幕の際、防火の神として徳川家康により祀られました。幕末、勝海舟と西郷隆盛の江戸城、無血開城の会談の場にもなりました。明暦の大火/関東大震災/帝都空襲と幾度か焼失に見舞われます。現在の社殿は昭和33年(1958)に再建されました。「出世の石段」86段を上がると正面に見える朱塗り唐破風の「神門」の修復作業をさせていただくことになりました。
主柱の腐食は心部までほぼ半分からの根継ぎ、屋根銅版の劣化による雨漏りによる化粧野地取替え、銅版葺き替えと全般におよびました。化粧直しを終え参拝の皆様を迎えています。